鬱くしきラララ

うつ病を治すため自分と向き合う日記

認知症の伯母

time 2018/01/04




伯母が精神科に入院した。

乳がんの手術をしてから様子がおかしくなった。
自分の死を間近に意識しすぎたせいか
術後から奇怪な言葉や妄想とも取れるそれを発するようになった。

それでもほとんどは正気で過ごしている。
たまに思いつめた時やふとした瞬間に
パニック状態と見受けられる言動を繰り返すようになった。

伯母は祖母と二人で暮らしている。
僕の家からは車で10分の距離なので行こうと思えばいつでも行ける距離だ。
けれど忙しさや日々の諸々の疲れにかまけて僕はたまにしか様子を見に行っていなかった。

その日祖母から僕の自宅に助けを求める電話が入った。
駆けつけてみると服を着たまま湯船のぬるま湯につかっていた。
脱衣所は水浸しで声をかけても全く反応しない。

手をつかんで引き上げた途端、雪の降る中に駆けだそうとした。
僕らは必死で家の中に引っ張り込んですぐに着替えさせた。

どんな言葉をかけても子供のような笑顔でこちらを見ているだけの伯母。

外見は伯母に違いないが中身は僕の知っている伯母ではなくなっていた。

度々通院して処方された大量の薬を見ると
僕も以前処方されていた抗うつ剤(サインバルタ)もそこにあった。

薬を呑むことに異常に抵抗があったらしく
ほとんど呑まずに過ごしていたらしい。

今朝、伯母が家から飛び出して行方が分からなくなり親戚中で手分けして探した結果数キロ離れた量販店で発見され
そのまま精神科に入院することになった。

祖母や駆けつけた僕の血のつながった家族は
理解ができないと口々に話していたが
病状は違えど僕は伯母の様子を他人事だとは思えなかった。

予期不安やパニック症状がでたときは
正気ではあるけれどじっとしていることができず
身体を動かしながら症状が安定するのを待つことも経験上あったからだ。

不可逆な現実だと僕は察した。
僕の察しとは逆に薬物療法で緩和する可能性もあるのかもしれない。
僕が感じたのは時間と共に自分を含む全てが変化の流れの中にいるということ。

今の状態は今の状態でしかない。
こうして悩みを巡らせている「いま」も
熱い鉄がいずれ冷え切るように無常に変化を続けている。

いま、自分の中に熱を感じているならば
その熱に耳を傾けようと思う。

祖母は心が休まらない日常を数か月間過ごしてきた。
いま僕ができる最良の行動は疲れ切った祖母に
顔を見せに行くことだと思っている。

明日、祖母がまだ起きている時間帯に必ず会いに行く。




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プロフィール

ジャカレ(39歳) 双極性障害Ⅱ型・パニック障害を持病にもつ。 無職期間2年を経て現在工場アルバイト。もがき中。

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